児玉道場主催「第1回世界ジュニア大会」 I Torneio Mundial de Karate Junior

カテゴリー │国際大会

ブラジル日本人移民100周年記念国際交流空手道大会
■第1回世界ジュニア実戦空手道オープン選手権大会
■第3回東海実戦空手道オープン選手権大会
日時●2008年11月2日(日)
会場●浜北総合体育館グリーンアリーナ    
主催●児玉道場 
後援●外務省・ブラジル大使館・静岡県・浜松市・NHK・その他

児玉道場主催「第1回世界ジュニア大会」 I Torneio Mundial de Karate Junior

日伯交流百周年を記念し、静岡県浜松市にて(児玉道場主催)「ブラジル日本人移民100周年記念 国際交流空手道大会」が開かれた。大会は、「第1回世界ジュニア実戦空手道オープン選手権大会―SHIDOKAN JUNIOR KARATE WORLD CUP 2008」、「第3回東海実戦空手道オープン選手権大会―FIGHT FESTIVAL 2008 IN HAMAMATSU」、「キックボクシング・ワンマッチ大会」を混合して開催された。競技間のデモンストレーションではサンバやカポエイラ、浜松まつりの練りと太鼓集団天邪鬼の太鼓演奏が、日本ブラジル両国の文化交流をした。

 世界ジュニア大会の部では、日本国内の各流派の強豪選手とブラジル、ラトビア、スリランカ、ハンガリー、オーストラリア、U.A.E.、ルーマニア、ポーランドの各国トップ選手らが参加し、全試合がレベルの高い戦いとなり、選手は力強い掛け声とともに蹴りや突きを繰り出し、会場を沸かせた。

 東海大会の部では、軽量級63kg以下、中量級73kg以下、無差別級73kg以上の3階級に分けられ、フルコンタクト空手ルールにより、日本人や日本に住む日系ブラジル人、ペルー人、イギリス人が参加した。軽量級の部では本年度全日本大会チャンピオンの山本隆治選手が決勝戦まで一本勝ちを繰り返し、最後の勝負でも左パンチから強烈な右下段回し蹴りで森實恭平選手を倒して一本を取り、全試合一本勝ちで優勝を飾るなどインパクトのある大会となった。

 キックボクシング・ワンマッチ大会の部では、日本人や日本に住む日系ブラジル人らが参加し、8試合が行われ、そのうちメインマッチを務めたのはルーマニアから本大会に出場する為に来日したミク・プユ・シプリアン選手対藤松正人選手(児玉道場)でした。藤松選手は落ち着いて相手の攻撃に対して的確のカウンターで顔面へのパンチやボディーへのキックをヒットさせ勝利を飾った。

 大会実行委員長の児玉哲義師範は普段から道場での指導の傍ら週末の夜回り活動で浜松の繁華街にたむろしている外国人の若者たちに声を掛けスポーツを通しての非行防止や学校などでの外国人の子供たちの言葉のサポート、又静岡県警察共生対策アドバイザーも務めており日本ブラジル両国から注目され、本大会には元サッカー日本代表監督のジーコ氏や官房長官の河村建夫氏、総務大臣の鳩山邦夫氏の激励メッセージを頂く他、サンパウロ市のスポーツ局長ワルテル・フェルドマン氏や文部科学大臣の塩谷立氏らが出席し、本大会を祝った。
 児玉師範は文化交流やスポーツを通した友好親善や日本で暮らすブラジル人の子供や若者の健全育成を活動の柱となる「日伯交流協会」が発足することを発表した。

Mestre Kodama realizou em Hamamatsu o Torneio Internacional de Karate em Comemoração ao Centenário da Imigração Japonesa ao Brasil. Foram realizados o I Torneio Mundial Infantil de Karate e o III Fight Festival in Hamamatsu, e ainda apresentações de capoeira, samba, taiko e matsuri para divulgar as culturas dos dois paises.

Durante a palavra de abertura do evento, mestre Kodama anunciou o plano da fundação da Aliança de Intercâmbio Brasil Japão com o objetivo de fortalecer a integração dos brasileiros na sociedade japonesa.